山形

東根市|酒蔵をリノベーションした施設内にあるカフェ「杜のCAFE」

果樹王国として知られる山形県東根市。

今回は、芸術文化交流施設「東の杜」内にあるカフェをご紹介します。
美しい庭園を眺めながら地域の名産品を食べる、そんな心穏やかなひと時を過ごすことができる場所です。

東の杜

場所は、東根市本丸東。

JRさくらんぼ東根駅より車で11分、JR東根駅から車で約10分ほどの距離にあります。
施設南側に駐車場も完備◎

昭和63年より歴史資料や民俗資料などの展示資料館として利用されてきた「(旧) 東の杜資料館」が大規模改修され、東根市の新しい顔として誕生した施設だそう。

施設内には、なごみの倉(総合受付)・歴史資料館・伝承館・交流館・緑いん亭があり、伝統芸能や芸術文化を継承する場、歴史資料から地域を学び郷土愛を育む場として、さまざまなな活動で活用することができるようになっています。

地域に代々続く旧家の酒造を活用した和の佇まい

代々続く名主だった横尾家の酒蔵を活用した場所ということもあり、昔ながらの雰囲気が漂います。

カフェは「なごみの倉(総合案内)」内に。

店内入って左手側が注文カウンター右手側が物産コーナーになっています。物産コーナーには、東根市の特産を使ったお麩のかりんとうや、ドーナツなどの商品や、作家さんが手作りした作品などが販売されていました。

店舗奥側には、昔懐かしいレトロな空間のイートインスペースがあります。

メニューは、東根市の給食で人気の「鶏のピリ辛朝鮮焼き」や「そば粉のガレット」などの他に、スイーツやドリンクなど豊富で魅力的なラインナップ。

今回は、「さくらんぼソーダ」「NAGOMI」「お麩ぱふぇ」を美しい庭園を眺めながらいただきます。

地域の名産をおいしくいただく

●さくらんぼソーダ 330円(税込)  

山形県が全国に誇る真っ赤な宝石と言われるさくらんぼ。

こちらのソーダは、東根産自家製のさくらんぼジャムがたっぷりと入っているのが特徴です。

宝石を思わせる鮮やかな色は美しく、シュワシュワという音と共に華やかな香りが優しく広がります。

爽やかな甘酸っぱさと、甘いジャムが相性抜群の逸品です。

●NAGOMI さくらんぼミルクティー 480円(税込)  

東根市の六田地区では、麩づくりが盛んにおこなわれているそうです。

そんな、東根特産の生麩を使用したカフェのオリジナルドリンク「NAGOMI」。

「さくらんぼミルクティー」の他にも「抹茶ミルク」「あずきミルク」「ミルクコーヒー」がありました。

小麦粉を練って洗い流し、デンプンが抜けると「グルテン」というタンパク質が残ります。この「グルテン」を蒸して作られたものが「生麩」。たんぱく質やナトリウム、カリウムなどのミネラルもたっぷり含まれているそうです。

ドリンクのてっぺんに置かれているお花も生麩で作られたという飾り生麩。
もっちりとした食感とクセのない上品な風味を感じることができる、生麩が印象的な逸品です。

●お麩ぱふぇ 抹茶 550円(税込)  

まめ麩が特徴的な新食感のパフェ。こちらも、東根特産のお麩を楽しむことができる商品です。

「抹茶ぱふぇ」の他にも「ベリーベリーぱふぇ」「チョコナッツぱふぇ」がありました。

まめ麩は、ボーロのような丸い形をした麩で、もっちりとした食感の生麩とは違い、サクサクした食感が特徴。

生クリームやアイスと、お麩の相性も抜群。

生麩も入っているので、東根特産のお麩を存分に楽しむことができる逸品です。

周辺散策も楽しんで

今回紹介した以外にも、さまざまな商品に出会うことができる「杜のCAFE」さん。

周辺には、県内有数のパワースポットとして知られる「関山大滝」や、樹齢1500年以上と言われている「東根の大ケヤキ」などの散策スポットもあるようです。

ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

店名:杜のCAFE
住所:山形県東根市本丸東3-1
時間:9:00~17:00
定休日:火曜


※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

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