口の中に入れると、ギュッとさまざまな食材の旨味が広がっていく「はるまき」は、多彩なレシピで人々を楽しませてくれる料理のひとつではないでしょうか。
今回は、春巻きが大好きで、食べたいときにお腹いっぱい春巻きが食べられるお店があったらいいなと感じたことがきっかけでオープンした、はるまき専門店をご紹介します。
コンセプトは、はるまきを通して幸せの輪を広げていくことだとか。
レトロな商店街の一角に
場所は、若林区上飯田。
沖野小学校の南側「マルコープラザ」商店街の一角にあります。
駐車場は、裏側に数台分を完備◎
「仙台はるまきや」の大きな看板が目印です。
カフェのようなシンプルな店内
商店街のレトロな雰囲気と打って変わって、現代的なシンプルな空間が広がります。白を基調とした店内は明るく、まるでカフェのようです。
正面のカウンターに、おかず系はるまきが3種類、スイーツ系はるまきが2種類、計5種類のはるまきが並んでいました。
厳選3種のはるまきをレビュー
●せんだい春巻き 250円(税込)
定番メニューの「せんだい春巻き」
中にはなんと9種類もの具材が入っています。
(豚ひき肉・しいたけ・人参・たけのこ・もやし・きくらげ・ニラ・小ねぎ・春雨 )
ゴロっとした大きめのサイズと、お箸で持ち上げるとわかるずっしりとした重量感。
カリッと揚がった皮の中から具材たっぷりのとろりとした餡が出てきます。ほどよく硬くてほどよく柔らかい絶妙な食感です。
素材ひとつひとつの旨味をしっかりと感じることができるような優しい味わい。
思い出しただけでもゴクリとのどが鳴るような、印象的な逸品です。
そのままはもちろん、からし醤油をつけていただくのもおすすめだとか。
●しょうが春巻き 250円(税込)
ちょっと大人向けの「しょうが春巻き」
中には8種類の具材が入っています。
(豚ひき肉・しょうが・人参・しいたけ・もやし・ニラ・小ねぎ・春雨)
せんだい春巻き同様、ゴロっとした大きめのサイズに、ずっしりとした重量感。
カリッと揚がった皮を抜けると、口の中に一気にしょうがの風味が広がります。
ガツンとしたインパクトがありながらも、スーッと味わいが引いていく爽やかさ。
一旦口にしたら止め処なくなく手が出てしまうような、クセになる逸品です。
※「せんだい春巻き」や「しょうが春巻き」などのおかず系春巻きは、お皿に移し、1本あたり電子レンジ500wで20~30秒程度温めると、より一層おいしく召し上がることができます。(※レンジによって温まり方が異なりますので、お好みで調整ください。)
●ずんだ春巻き 230円(税込)
仙台名物のずんだが入った「ずんだ春巻き」
中には白玉団子が3つ入っています。なんと、ずんだ餡は店内で手作りしているそう!
相変わらずのサイズと重量感で、ボリューム満点な1本です。
カリッと揚がった皮を抜けると、枝豆の風味が口の中にふわっと広がります。
つぶつぶとした舌触りも特徴的です。
上品な甘さの餡と、柔らかくて滑らかな食感の白玉とが絡み合うことで生まれる美味しさ。仙台で生まれ育った人々の ❝舌のふるさと❞ でしょうか…。懐かしさを感じる逸品です。
※小さなお子様や、ご年配の方は団子を喉に詰まらせないようご注意ください。
まとめ
今回紹介した以外にも、さまざまな春巻きに出会うことができる「仙台はるまきや」さん。
「小さなお店ですが、ふと思い出して ❝またあのお店に行きたい❞ と思っていただけるように、そして ❝美味しかったからまた来たよ❞ と言っていただけるように、一本一本丁寧に作っています。今後もお気軽にお立ちよりください。」と店主より。
オーソドックスなものから、ユニークなものまで、具材の組み合わせで新しい味がどんどん広がっていくのが「はるまき」の魅力ではないでしょうか。
小腹を満たしに、ごはんのお供に…ぜひ一度、足を運んでみてください。
店名:仙台はるまきや
住所:仙台市若林区上飯田1-5-6
時間:11:00~17:30
定休日:日曜、月曜、火曜
※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。