宮城

若林区|みんなのお茶の間「りり〜あっぷ」

この世界には、星の数ほどの飲食店があります。
でも、ただお腹を満たすだけじゃなくて、
気持ちまでふっと軽くなるような場所って、そう多くはないはず。

今回は、「みんなが集まるお茶の間のようなお店」を
目指して生まれたお店をご紹介します。

ベースはたこ焼き屋。だけど、たこ焼きだけじゃない。
チャーハンやおつまみ、軽く一杯のお酒、カラオケまで楽しめる
ちょっとした“居酒屋”みたいなあたたかい空気が流れています。

そうそう、実はこのお店、「ゆりあげたこやき」が名物ですが、閖上にはないんです。
店名に込められたのはまぎれもなく、地元・閖上(ゆりあげ)への深い想い。
海や波、百合の花のようなやさしさを、その名にそっと忍ばせて。

ちょっと話したい時、ただ一人でぼーっとしたい時。
理由がなくても立ち寄りたくなる、
そんな ❝地域の拠り所❞ がありました。

連坊の裏路地に

場所は、若林区連坊。

地下鉄東西線・連坊駅、西1出口から徒歩5分ほどで到着。

かわいいタコの看板が目印です。

「ただいま」みたいに、ふらっと立ち寄れる場所

店内に一歩足を踏み入れると、どこか懐かしい“お茶の間”のような空気が広がります。
木のぬくもりを感じるカウンター席は、ひとりでも気軽に座れて、店主さんとの会話も楽しめる特等席。

テーブル席もあり、親子連れや友達同士、小さなグループでもゆっくり過ごせるスペースです。

店内は決して広くはないけれど、ぎゅっと凝縮された温かさが、まるで誰かの家に遊びに来たみたいな安心感をくれます。

仕事帰りの一杯や気軽なおしゃべりの場としてもぴったり。
リラックスできるから、初めて来た人もついつい長居してしまうかも…!?

たこ焼きだけじゃない!
隠れた名品、チャーハンも見逃せません

●ゆりあげたこやき 190円 (税込)

たこ焼きが串に3つ刺さっているのが特徴的な看板メニュー。
手を汚すことなく片手で食べやすい「ゆりあげたこやき」です。

一口ほおばると、ふんわりもちもちの優しい食感。
南部鉄器の鉄板でじっくり焼き上げられた生地は、米油使用で軽やか。
だからこそ、何個でもつい手が伸びてしまいます。

ソースはお店オリジナルのブレンドで、甘さとスパイシーさのバランスが絶妙!
絡めたソースがたこ焼きの旨みを引き立て、一つ一つが小さな幸せの塊のよう…。

見た目と味のコンビネーションは、食べる楽しさも倍増します。
子どもから大人まで、みんなが笑顔になる逸品です。

●チャーハン 690円 (税込み)

香ばしさの正体は、自家製チャーシューとラードの深いコク。
一粒一粒がパラっとほぐれつつ、チャーシューから染み出る肉汁でしっとり感もあって
ちょうどいい“食欲そそる系”のバランスで仕上がっています。

「えっ、ここ、たこ焼き屋さんじゃなかったっけ?」
思わずそう呟きたくなるくらい、しっかりおいしい。

スプーンを運ぶたびに ❝本気の一皿❞ であることが伝わってきます。

実は「たこ焼きよりチャーハン派」という常連さんも少なくないとか。
お酒のあとにさらっと、またはガッツリ食べたいランチとしてもおすすめです。

「このチャーハンが食べたくて来ちゃうんだよね」
そんな声が、あちこちから聞こえてきそうな隠れた名物です。

まとめ

今回紹介した以外にも、さまざまなメニューに出会うことができる「ゆりあげたこやき りり〜あっぷ」さん。

「ご来店いただいたお客様には ❝なんかいい時間だったな❞ と思っていただけるような、あたたかい空間を届けたいと考えています。私たちには一流の料理人やプロの接客スタッフはいませんが、家族のようなスタッフ、そしていつも支えてくださる常連さんたちと一緒に、お客様が楽しく過ごせる場所をつくっています。日々の生活の中で、ちょっと疲れたり、落ち込んだりすることもあるかと思います。そんなときにふらっと寄って、少しでも前向きな気持ちになって帰ってもらえたら、それが一番の喜びです。」と、店主より。

お腹も心も、ふわっと満たされる場所が、ここにあります。
一度行けば、きっとまた ❝帰ってきたくなる❞ はずです。

ぜひ一度、足を運んでみてください。

店名:りり~あっぷ
住所:仙台市若林区連坊1丁目8−12
時間:11:00~21:00
定休日:日曜


※記事内の情報は記事執筆時点のものです。正確な情報とは異なる可能性がございますので、最新の情報は直接店舗にお問い合わせください。

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